慧生坐禅会掲示板

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つれづれに  - 友田昌秀 E-mail
2024/03/29 (Fri) 09:12:21
春到来

”草いろいろ おのおの 花の手柄かな”
                    松尾芭蕉

*いろんな花が一斉に咲きだしました。

年々歳々花相似たり
歳々年々人同じからず     中国のことわざ
つれづれに  - 友田昌秀 E-mail
2024/03/28 (Thu) 09:24:43
生きる

怒ってはいけない、人間は生きている限り、 
飲んだり食ったり、愛したり憎んだりする
ことから離れるわけにはいかないものだ。
どんなに大きな悲しみも、いつかは忘れて
しまうものだし、だからこそ生きてゆかれるんだ。

                山本周五郎
つれづれに  - 友田昌秀 E-mail
2024/03/27 (Wed) 08:49:01
仕事

いいことばかり
続くわけがないんだ。
でも、これは言い換えれば、
悪いことばかりが
続くわけでもないということ。
止まない雨はないんだから・・・・
もしいま悪いこと
ばかり続いている人も、
気楽に行っちゃっていいって
ことだと思うよ。

             高田純次(タレント)
つれづれに  - 友田昌秀 E-mail
2024/03/26 (Tue) 08:59:49
幸福

幸福の扉は内側に開くので、
開けるには少し下がらなくてはならない。
扉を押せば、ますます固く閉じてしまう。

                 キェルケゴール
つれづれに  - 友田昌秀 E-mail
2024/03/25 (Mon) 09:01:16
       きょうのことば

”天が下のすべての事には季節があり、すべてのわざには時がある。”
               伝道の書3章1節

 私たちは、仕事を中断するすべを知らなければなりません。行動しないでいると力が戻ってくるものです。そして魂の「しわ」を延ばしてくれます。

                  カウマン夫人
つれづれに  - 友田昌秀 E-mail
2024/03/24 (Sun) 09:10:11
     世間の波の中で漂流しないために

 社交、または交際と言うけれど、大方の人は社会の中での他人との交際によって、著しく自分の純粋性を失ってしまいがちだ。さらには、卑しくなりがちなものだ。
 だから、私たちはもっと強靭であるべきだ。人の意見や人間関係に少しも左右されず、染まらず、流されず、本来の自分を保ち続けるべきだ。
 そのために役立つのは、捨てる潔さ、勇気、洞察力だ。世間の波の中で社交的に生きながらも漂流してしまわないように。
 そして、孤独を恐れず、むしろ孤独になることに自分を全面的に見出す楽しみを味わうこと。

          白取春彦「ニーチェの言葉Ⅱ」
つれづれに  - 友田昌秀 E-mail
2024/03/23 (Sat) 09:25:06
         きょうのことば

”気分の良い日だけ頑張っても、
 大したことは成し遂げられない。”

 一度見について強力な習慣は、たとえ気分が乗らない日でも、私たちを自動的に仕事に向わせてくれるものなのです。

                 本田季伸
つれづれに  - 友田昌秀 E-mail
2024/03/22 (Fri) 08:48:27
          きょうのことば

”愚かでなければ、切り抜けられない出来事もある。”
”円熟した者は、愚かでもあり賢者でもある。”

                  大竹稽
つれづれに  - 友田昌秀 E-mail
2024/03/21 (Thu) 08:47:45
きょうのことば

”辛抱には力が秘められている。桑の葉は時間と忍耐によって絹に変化する。”

                 中国の格言
つれづれに  - 友田昌秀 E-mail
2024/03/20 (Wed) 09:08:21
今日の祈り

”何事も思い煩ってはならない。ただ、ことごとに感謝をもって祈りと願いをささげ、あなた方の求めるところを神に申し上げるがよい。”

             ピリピ人への手紙4章6節
つれづれに  - 友田昌秀 E-mail
2024/03/19 (Tue) 09:15:30
目的に手が届くまで励め

励め、務めよ、たゆまず歩め、
かつては怠けていたとしても、その過去を悔やむな。
すでに立ち上がったのだから、そのまま歩め。
ゆめゆめ愚かなことに励んだりしてはならない。
目的に達するために努めるように、
つまらぬものを楽しんだりするな。
お前が目指しているものこそ、お前の真の喜びとなるように。

            白取春彦「超訳仏陀の言葉」
つれづれに  - 友田昌秀 E-mail
2024/03/18 (Mon) 08:57:02
忠告しがいのある人とそうでない人

 すべての人が耳に痛い言葉を受け入れられるわけではない。
 聞きたくない言葉であっても、それを喜んで受け容れる姿勢があるものこそ、知恵あるものと呼ばれる。
 彼は理解を深め、成長し、ますますいろいろなことをわきまえるようになる。  

              箴言9章7~9節
つれづれに  - 友田昌秀 E-mail
2024/03/17 (Sun) 08:56:34
進んで行動する

 人は自分で考えて行動したいのだ。人に言われて動くのは嫌なものである。
 数々の困難も厭わず受け入れるような人たちもみんな、強制される仕事はきっと嫌がる。誰だっていやだ。誰だって偶然起こる不運は嫌だし、必然の運命に強いられるのも嫌だ。
 ところが、困難を進んで受けて立つと、たちまち幸せになるのだ。

               アラン「幸福論」
 
つれづれに  - 友田昌秀 E-mail
2024/03/16 (Sat) 10:12:42
能力の高さだけで人が評価されるのは、本当はおかしい。

”その水になじめない魚だけが、その水について考え続ける。”

                 頭木弘樹
つれづれに  - 友田昌秀 E-mail
2024/03/15 (Fri) 08:48:44
挨拶

 人間は意味のないことをやりとりするときにこそ、仲が良くなる。
 「どこへ行くの?」という挨拶一つとっても、声を掛け合うこと自体に意味があって、正確な情報を求めているのではない。テキトーがいい。

                  伊藤雄馬
つれづれに  - 友田昌秀 E-mail
2024/03/14 (Thu) 08:58:42
きょうのことば

”人間は自分の見ようとするもの、自分の聞こうとするもののほかは、理解しないものである。”

              宇野千代「幸福の法則」
つれづれに  - 友田昌秀 E-mail
2024/03/13 (Wed) 09:06:07
種子

 万物が変化によって生ずるのを夜昼となく眺め、宇宙の自然は現在あるものを変化させ、同じものを新しく作り出すことを何よりも好むのだ。という考えに慣れるよい。
 なぜならばある意味において、現在存在するものはすべて将来それから生ずるであろうものの種子(たね)なのである。ところが君は種子とはただ地の中や胎の中に蒔かれるものだけを言うのだと思っている、実にひどい俗見だ。

            マルクス・アウレリウス「自省録」
つれづれに  - 友田昌秀 E-mail
2024/03/12 (Tue) 08:49:52
感情をコントロールせよ

 自制心を持ち、自分の感情を取り締まれ。
 それができない人は、城壁を壊され、押し入られた街のようなものだ。
 そこにはもはや、守る力がない。
 人は自分を守れなくなったとき、敗北するのだ。

              箴言25章28節
つれづれに  - 友田昌秀 E-mail
2024/03/11 (Mon) 09:06:04
静かで穏やかな晩年を送る賢者たち

 世知辛い日々を重ねていけば、心が荒み、夢もなくなる。だから、老人は、もはや生きるのが虚しくなる。
 しかし、それでも「熱中できる何か」を持ち続けられれば、老いてなお、愉しさと充実感を見出せる。
 たとえば、プラトンを見よ。彼は八十一歳に至るも執筆をつづけ、ペンを握ったまま天寿を全うした。ソクラテスは、九十四歳で著述を完成させた。
 彼らはペンを握ることで、老いの虚しさなど感じる暇もなかったのだ。

             キケロ「老年について」
つれづれに  - 友田昌秀 E-mail
2024/03/10 (Sun) 08:13:14
きょうのことば

 葉が落ちれば枝はむなしい。けれども知る、芽ができずに葉は落ちないことを。木を割ってみよ、厳冬の梢がすでにその皮下に春陽の花を蔵すのを見るであろう。凋落は復興の兆しである。世が日に日に朽ちゆくのは、革新の準備がすでにできたことによる。

              内村鑑三「所感」